富山市の私立富山第一高の硬式野球部で、監督を務める男性教諭(36)が、部員をたたくなどの体罰をしていたことが28日、同校への取材で分かった。部員にけがはなかったが、学校は当面、部活動の指導から外した。

 同校によると、教諭は12日、バッティング練習中、他の部員の頭にバットのグリップを当てた部員がいたため「気の緩みだろ」と言って頭をたたいたり、蹴ったりした。保護者が学校に連絡し明らかになった。27日に保護者会を開き、経緯を説明したという。

 富山第一高は2013年と16年に夏の甲子園に出場したことがある。