センバツでも、「清宮シフト」が敷かれる。第89回選抜高校野球大会(3月19日開幕)に出場する早実・清宮幸太郎内野手(2年)に対し、3月10日に行われる組み合わせ抽選会で「特別取材室」が用意されることが31日、明らかになった。

 使用は早実と対戦校の主将のみに限定。2校以外の主将は例年通りに所定の場所での対応とみられ、“VIP待遇”で迎えられることになりそうだ。

 注目度の高さゆえの対応だった。組み合わせ抽選会が行われる会場のキャパシティーも考慮し、混乱を避けるために従来の形から変更。昨年11月の明治神宮大会開会式でも、清宮に別室が用意されたが、甲子園の組み合わせ抽選会では異例とみられる。1月27日の出場決定時には、東京・国分寺の同校に36社93人の報道陣が集結。学校関係者によれば、前回出場した13年の2倍以上の数だった。