選手10人で21世紀枠に選出された不来方(こずかた、岩手)が東邦(愛知)に2本塁打を含む14安打を浴びせ、7点を奪った。

 2回2死一塁、3番菊池康太捕手(3年)が左中間に2ランを放つと、8回2死一塁では2番桜井琉太郎内野手(3年)も左越え2ランをぶちこんだ。小山健人監督(30)は「私立の強豪校相手に臆せず戦えている」と評価した。

 その後、ダブルヘッダーで対戦した大垣南(岐阜)には、散発5安打に封じられ1-7で敗れた。エース兼4番の小比類巻圭汰主将(3年)は調整のため先発を回避し、2試合とも出場を見合わせた。