史上3校目のセンバツ連覇を目指す智弁学園(奈良)が、午前の最後で甲子園練習を行った。

 過去の出場時と同様、選手たちは甲子園のグラウンド、風を確認しながら小坂将商監督(39)のノックを受けた。練習の最後は投手陣がマウンドに上がり、投球練習。エース松本竜也(3年)岩井文飛(ふみと=3年)に加え、正遊撃手の太田英毅(3年)も右横手からの投球を披露した。右膝の故障で仕上がりが遅れていた松本に初戦・熊本工戦先発のメドが立ったが、小坂監督は「太田もいい感じです。どこかで登板はあるかもしれません」と予告した。