2年連続3度目出場の創志学園(岡山)は、初戦で姿を消した。

 先発の秋山竜彦投手(3年)が2点本塁打を許すなど3回4失点。4回から最速145キロで11種類の変化球を操るエース難波侑平投手(3年)を投入するも、4回1死に福岡大大濠の8番樺嶋竜太外野手(2年)に2打席連続本塁打を許した。0-5の6回、7番金山昌平内野手(2年)の適時二塁打で2点を返し、8回にも金山の犠飛で1点を追加したが、追いつくことはできなかった。

 2年連続の初戦突破を逃した山本蒼主将(3年)は「序盤で点を取られたけど、中盤は粘れた。力負けです。全国の壁を知りました」と唇をかんだ。昨夏から正捕手を務める藤原駿也(2年)は「夏に向けてもっとリードを勉強して、また戻って来たい」と雪辱を誓った。