2年ぶり16度目出場の静岡が、春通算10勝目を飾った。

 1回表に1点を先制されたが、その裏に打者一巡の猛攻で5点を奪い逆転。その後も攻撃の手を緩めず先発全員の16安打で、21世紀枠の注目校を退けた。

 小柳廉主将(3年)は「初回がバタバタするのは想定内。回を重ねるごとに落ち着いてきました。よく打てたと思います」と話した。2回戦は第8日(27日)第3試合(午後2時開始予定)で、25日の宇部鴻城(山口)-大阪桐蔭戦の勝者と対戦する。同主将は「どちらが来ても強いチーム」と気を引き締めていた。