大阪桐蔭が秀岳館(熊本)を2-1で破り12年以来、5年ぶりの決勝進出を決めた。

 0-0で迎えた6回、2死三塁から5番山田健太内野手(2年)が決勝の右前適時打を放ち先制。山田は8回にも適時二塁打を放った。

 守ってはエース徳山壮磨投手が好投。強打の秀岳館打線を1失点に抑え逃げ切った。

 これで明日31日の決勝は履正社との史上初の「大阪対決」となった。過去に同一都道府県同士の決勝は38年愛知の中京商1-0東邦商、41年愛知の東邦商5-2一宮中、48年京都の京都一商1-0京都二商、72年東京の日大桜丘5-0日大三の4度。

 ちなみに両校は昨秋大阪大会の準決勝で対戦。7-4で履正社が勝っている。

 大阪桐蔭・西谷浩一監督は「甲子園で大阪のチームと対戦するのはもちろん初めてなのでしっかりやりたいと思います。秋に負けているので春の日本一を全員で取りたい」と履正社戦に闘志を燃やしていた。