天候不良が予想され決勝が中止順延となった履正社(大阪)は31日、甲子園の室内練習場で、バッティング練習や内野ノックなどで約2時間汗を流した。

 30日の報徳学園との準決勝で、通算50号となる聖地初アーチをかけた安田尚憲内野手(3年)は「今日やりたかった気持ちもあるけど、ピッチャーのことを考えたら楽になると思う」と連戦の投手を気遣った。

 決勝を前に前日30日の夜は気持ちが高まったが「あと1つで日本一ということで高ぶる気持ちもありました。でも寝る前はリラックス出来ました」と落ち着いた様子で、23時に就寝した。日本一をかけた1戦も平常心で臨む。