大阪桐蔭が、4本塁打を含む14安打の猛攻で史上初の大阪決戦を制し、5年ぶり2度目の春の日本一に輝いた。

 1回表、藤原恭大の先頭打者本塁打で先制すると、2回にも坂之下晴人がソロ本塁打。6回には、藤原がこの日2本目のソロ本塁打を放ち、リードした。8回裏に履正社の反撃にあい同点とされたが、直後の9回表に西島一波の代打2ランなどで5点を奪い試合を決めた。西谷監督は「ホームランがたくさん出るチームではないんですが」と謙遜しながら、西島の起用については「自信を持ってこっちを見ていたので」と伏兵の活躍を喜んだ。