横浜が桐蔭学園を下して8強入りした。

 ドラフト候補の増田珠外野手(3年)が3回に勝ち越し2ランを放ち、2打数2安打3四球で4番の仕事を果たした。1番に福永奨捕手(3年)、2番に据えた山崎拳登内野手(2年)が2本の適時打を放つなど打線がつながった。通算23号を放った増田は「インハイは頭にありました。反応というより軸回転でうまく打てました」と笑顔だった。平田徹監督は「楽な試合にはならないと思っていましたが、粘り強くやってくれました。山崎の2本は大きかったし、増田も状態が上向いています」と言った。