星槎が慶応を下し初の4強入りを決めた。ドラフト候補の本田仁海投手(3年)が6安打完投。12球団のスカウトが集結する中、真っすぐとスライダーを決め球に11三振を奪った。

 本田は「慶応は去年の秋の王者。勝てたことは自信になりました」と笑顔。土屋恵三郎監督は「本田は躍動感が出てきた。第1シードを取れたことは学校にとっても、この子たちにとっても良かった。星槎の粘り強い野球ができた」と選手をたたえた。