早実が延長12回、4時間2分に及ぶ壮絶な打撃戦を制し18-17でサヨナラ勝ちし優勝した。清宮幸太郎内野手(3年)は8回と9回に2打席連続アーチを神宮の夜空に架け2万観衆を沸かせた。

 清宮幸太郎内野手の一問一答は以下の通り。

 -延長12回、4時間を超える試合の末サヨナラ勝ち

 清宮 疲れました。ここまでなるとは思いませんでした。取られても食らい付いた結果、勝つことができました。

 -8回に2ランを打った

 清宮 真っすぐ一本に絞っていました。高めでしたがうまくさばけました。

 -9回は土壇場で同点3ラン

 清宮 ホームランは考えていませんでした。後ろにつなぐことを考えていました。第4打席でスライダーで三振していたので、スライダーを狙って一発で仕留められました。これまでの野球人生でガッツポーズをしたことはなかったと思いますが、思わず出てしまいました。

 -史上初めてのナイターでの決勝戦になった

 清宮 夜遅くまで球場にいてくださってすごい力になりました。感謝しています。今日勝てたことが夏につながってくる。しぶとい試合を勝ち切れて良かったと思います。