今春のセンバツに選手10人で出場した不来方(こずかた)が、新入部員を加えたベンチ入り17人で臨んだ春初戦で、平館にサヨナラ負けを喫した。

 エース小比類巻圭汰主将(3年)に代わり舟山純平投手(3年)が先発。4-4の9回2死一、三塁、相手6番の2球目に暴投し「9回は変化球が入らず、ストライクを取りにいった直球が(指に)引っ掛かってしまった」とうなだれた。

 調子が上がらず登板を回避した小比類巻は「投げるつもりで(大会に)きている。ただ1番背負ってるわけじゃない」と30日の盛岡南との敗者復活戦(岩手県営)の先発に意欲を見せた。