東海大相模が2年ぶり10度目の優勝を果たした。1-2の2回無死、喜友名秋幸外野手(3年)の右中間への三塁打を足がかりに、打者15人の猛攻で一気に10点。公式戦初登板となった横浜・及川雅貴投手(1年)を打ち崩した。喜友名は「自分が先頭で出れば勢いづくと思って、絶対に出ようと思っていた」と狙い通りに打線に火を付け、その後も得点を重ねた。

 一時は9点をリードする展開となったが、終盤に横浜の猛攻を受けて僅差での勝利となった。試合後、門馬敬治監督(47)は「横浜高校を感じられたことが最大の収穫。力が上のチームは沢山ある。夏までの2カ月をどう過ごすかが大事」と冷静に振り返った。