春季高校野球東海大会(26日開幕、三重・四日市霞ケ浦球場ほか)の抽選会が16日、愛知・青年会館で行われた。

 2年ぶり3度目出場の東海大静岡翔洋(静岡1位)は初優勝を目指し、初戦で東邦(愛知2位)と対戦する。県大会で好調だった最速136キロ左腕の飯沢万里投手(3年)の課題は立ち上がり。打線は3番奥村光一外野手(3年)を中心に機動力にも優れ、積極的に次の塁を狙う姿勢で相手にプレッシャーをかけたい。

 また2年ぶり19度目の出場の静岡(静岡2位)は、地元代表の近大高専(三重1位)と対する。打線では3番大石哲平内野手(3年)4番成瀬和人外野手(2年)が好調。県大会では左腕エース池谷蒼大投手(3年)の登板はなかったが、その間に、センバツ前から不調だった最速141キロ右腕の竹内奎人投手(3年)が復調。左右の2枚看板で2年ぶり3度目の東海王者を奪取し、春夏連続の甲子園出場へ弾みを付けたい。【鈴木正章】