日大三(東京2位)が霞ケ浦(茨城2位)を下し、6年ぶりに準決勝に進出した。

 「デカプリオ」こと日大三・金成麗生内野手(3年)が左腕として公式戦初先発。身長193センチから速球を投げおろし、5回1死まで1安打に抑えていたが、四球と左前打で一、二塁としたところで3ランを打たれて降板した。

 一塁に転向して打力を高く評価されてきたが、昨夏までは主に投手だった。4回3分の1を3安打5奪三振5四死球の結果に「監督さんには『3回もてばいい』と言われていた。四球が目立ったので、もっと制球力を上げていきたい」と振り返った。