早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、特大の96号3ランを放った。

 沖縄県の招待試合で美来工科と対戦。1打席目は1回1死一塁から、美来工科のエース・山内慧投手(3年)の変化球を三飛。第2打席は右飛。第3打席で右前安打を放つと、8回2死二、三塁から相手投手の104キロのシンカーを右翼芝生席後方の防球ネット最上部に当てる特大3ランを放った。

 清宮は前日27日から沖縄で招待試合に出場。前日は2試合戦い本塁打ゼロ。「打てなくて、申し訳ない気持ち」と話していたが、3試合目で沖縄の高校野球ファンにビッグなアーチを届けた。

 試合は0-7から反撃したが5-7で敗れた。

 第2試合の興南戦は降雨中止となった。

 清宮は「狙ったわけではないですが甘いところに来た。一発で仕留められて良かった。当たりも完璧で打った瞬間に入ったなと。最後の最後に1本打てて良かった」と話した。