今春センバツで優勝した大阪桐蔭が智弁和歌山を6-3で破り4強入りした。

 1、2回に2点ずつを奪い主導権を握りエース徳山壮磨投手が自らのバント処理のミスなどで3失点も4安打に抑え完投した。

 徳山は「自分のストレートが相手打線に通用したので自信になりました」と手応えを感じたようす。西谷浩一監督は徳山について「相手をしっかり見ながら投げてくれた。夏の大会はビシッといくことはまずない。打たれながら、ランナーを背負いながらどう抑えるか。今日は丁寧に投げてくれたと思います」と評価した。

 近畿大会4強のうち3校が大阪勢が占めた。今大会には出場できなかったがセンバツ決勝を戦った履正社もいる。西谷監督は「力がある学校が多い。夏は激戦になると思います」と話していた。

 なお準決勝は6月3日に大体大浪商-東海大仰星、大阪桐蔭-彦根東の組み合わせで行われる。