今春の北海道王者・駒大苫小牧の夏が終わった。札幌大谷に1-2で惜敗した。

 初回、2四球に失策が絡み2点を失った。その後は息詰まる投手戦が続いた。0-2の9回裏1死二塁、7番富樫亘右翼手(3年)の中前適時打で1点差に迫ったが、反撃はここで終わった。札幌大谷の左腕西沢朋哉(3年)を最後まで打ち崩せず、07年以来10年ぶりの夏甲子園出場はならなかった。

 04年の初優勝で主将を務めたOBの佐々木孝介監督(31)は「初回がすべて。守れたか守れなかったかの差が出た。相手がよかったです」と振り返った。