早実が2年ぶりの4強入りを決めた。

 日本学園を終始リードする展開で、甲子園まであと2勝とした。昨夏、八王子学園八王子に敗れた準々決勝の壁を越えた。清宮幸太郎内野手(3年)は左中間への二塁打を放つなど4打席2四球を含めて3度出塁。チームの勝利に貢献した。

 試合後、清宮主将は「去年ここ(準々決勝)で負けていた。みんなで1球1球集中して守りでしのげた」と笑顔を見せた。本塁打こそ出なかったが「3打席しっかり出塁できたのでよかった」と振り返った。次戦については「自分たちの野球をしっかりやることに集中したい」と話した。

 準決勝は28日に神宮で行われる予定で、八王子学園八王子-明大中野八王子の勝者と対戦する。