31年ぶり3度目の甲子園出場を狙う土浦日大が、サヨナラ勝ちで決勝進出を決めた。

 エース富田卓投手(2年)が159球を投げて完投し、サヨナラ適時打も放った。9回裏2死一、二塁。9番富田の放った打球は右中間へと飛んだ。二塁走者の井上莞嗣内野手(3年)は三塁を蹴って本塁へ全力疾走し、サヨナラ勝ちを決めた。試合後富田は「自分が決めよう、つなごうと思って打席に立ちました」と話した。

 小菅勲監督(50)は富田のサヨナラ適時打を振り返り、「うれしくて、鳥肌が立ちました」と表情を緩ませた。

 決勝は26日に、霞ケ浦と対戦する。