全国各地で甲子園を目指す熱戦が繰り広げられた。関東地方は雨模様の1日。西東京大会の日大二・渡辺能久外野手(3年)が、初回に先制の2ランを放ったが、その後悪天候のためノーゲームとなり、幻のホームランとなった。滋賀では彦根東、三重で津田学園が初優勝を決めるなど5地区が甲子園切符を掴んだ。
東北
16点大勝! 4年ぶり甲子園へ
◇山形決勝:日大山形16-3山形中央
- 4年ぶり17度目の優勝を果たした日大山形ナイン。前列中央は荒木監督(撮影・高橋洋平)
2年ぶり8強
◇宮城4回戦:仙台三8-5柴田
- 仙台三ナインは2年ぶりの8強入りに、歓喜の表情で応援席へ駆けだす
フルスイングで豪快アーチ
◇宮城4回戦:仙台育英11-0小牛田農林
- 小牛田農林対仙台育英 3回裏仙台育英2死二、三塁、左越え3ランを放つ山田(撮影・秋吉裕介)
関東
ダレノガレ明美も応援
◇神奈川準々決勝:日大6-4立花学園
- 立花学園を応援するダレノガレ明美(撮影・大友良行)
ひっくり返してコールド王手
◇群馬準決勝:前橋育英10-3明和県央
- 明和県央対前橋育英 互いの健闘をたたえ合う前橋育英の堀口(手前左)と明和県央の平田(同右)(撮影・足立雅史)
降雨中止で幻のホームラン
◇西東京準々決勝:日大二-佼成学園
- 西東京大会 日大二対佼成学園 1回表日大二2死一塁、渡辺は左中間に本塁打を放つ 雨中止で幻本塁打となる(撮影・鈴木正人)
- 西東京大会 日大二対佼成学園 1回表日大二2死一塁、渡辺は本塁打で同僚とタッチ(撮影・鈴木正人)
北信越
日本文理の夏は、まだ終わらない~
◇新潟決勝:日本文理6-4中越
- 最終回を抑えて胴上げ投手になり、マウンドでガッツポーズする日本文理・稲垣(撮影・中島正好)
東海
ピンクの大応援団
◇静岡決勝:藤枝明誠23-10日大三島
- ピンクに染まった三塁側の日大三島の応援席
取れるか!? 全力ダイビング
- 捕邪飛に飛びつく藤枝明誠の服部(撮影・鈴木正章)
甲子園初出場決めた
◇三重決勝:津田学園4-3三重
- 最後の打者を見逃し三振に仕留め抱き合う津田学園・水谷(右)と久保田(撮影・宮崎えり子)
近畿
4年ぶり2回目の夏甲子園
◇滋賀決勝:彦根東4-1近江
- 近江に勝利し優勝した彦根東ナインはマウンドで輪を作る(撮影・加藤哉)
打ちも打ったり20点
◇大阪5回戦:履正社20-1久米田
- 3回裏履正社2死一、二塁、右前に落ちる二塁打を放つ安田尚憲(撮影・前田充)
中国
「何が何でも」延長タイムリー
◇山口準決勝:下関国際8-7宇部商
- 延長11回表下関国際2死二塁、清水が中前へ勝ち越し適時打を放って一塁上でガッツポーズ(撮影・浦田由紀夫)