東海大高輪台(東東京)が東亜学園を破り、08年以来9年ぶりの決勝戦進出を決めた。

 4-3と1点のリードで迎えた7回、先頭の森田直人中堅手(3年)が死球で出塁。送りバントで二進した直後に、東亜学園の投手が暴投すると、二塁から一気に生還し、貴重な1点を加えた。

 8回からはエースの宮路悠良投手(3年)が登板。最速145キロをマークして無安打無失点に抑えて逃げきった。

 宮嶌孝一監督は「選手がうわつくことなく、自分たちの野球をやった。決勝戦でもそれをぶつけるだけ」と話した。