早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、史上最多の高校通算107号のソロを放ち、昨夏の準々決勝で敗れた八王子学園八王子に雪辱した。

 楽天・オコエ瑠偉外野手「対戦? 1号ですね。カーンと鳴って、右中間の方に体を向けて走りだした。でも、3歩くらいで駄目だと。あんな打球、見たことない。

 対戦する前は「正直、騒がれすぎだろう」と思っていました。でも、第1打席で印象が変わりました。センターから見ても、打席の清宮は体がとにかく大きく感じた。雰囲気というか、オーラがすごかった。

 認めてない人もいるかもしれませんが、やってみれば分かる。あいつはすごい。デブじゃないんですよ、ラグビー体形なんです。足も速い。打球を上げる技術がすごい。(ヤンキース)ジャッジもフライを上げてホームランにしているけど、清宮も同じような感じで天性のものです。

 彼のことは、尊敬しています。あんまり人のことを認めたくない方なんですけど…。例えばパワーはあるけど、俺より足が遅いとか。そういう風にどこかで比較している。でも、彼のことは対戦して、認めざるを得なかった」。