東海大菅生(西東京)の牛山千尋外野手(3年)が股間に自打球が直撃し退場した。

 9回表2死走者無しから途中出場の牛山に甲子園初打席が回ってきた。初球の内角球をフルスイングしたが自打球が股間を直撃。その場に倒れ込んだまま起き上がれない。あまりの痛がりように若林監督がベンチから駆けつけた。プレー続行が不可能と判断され代打が送られた。牛山はチームメートに抱きかかえられベンチに下がって治療を受けた。

 試合後もユニホームの上からアイシングを続けた。牛山は「当たった直後は大丈夫かなと思いました。でも立とうと思ったらおなかまで痛くなってしまって。こんなことは初めてです。最後まで試合に出たかったです」と話した。