2年ぶりに16強入りした仙台育英(宮城)の渡部夏史捕手(3年)が、試合中にめまいと手足のしびれを訴え、9回の守備から交代し、兵庫・西宮市内の病院に搬送された。

 脱水症と診断され、点滴を受けた後、夜は大阪市内の宿舎で安静に努める。

 渡部は「勝ててうれしいです。ホッとしました」などと大会本部を通じてコメントした。19日の3回戦で春夏連覇を狙う大阪桐蔭と対戦することについて「何らかの奇跡を起こさないといけない。当たって砕けろぐらいの気持ちでプレーしたい」と意気込んでいた。