4季連続の甲子園を狙っていた盛岡大付が一関学院に1点差で敗れ、来春のセンバツ出場が絶望となった。16年春の県大会3位決定戦に勝って以来続いていた県内の地区大会、県大会の連勝が30で止まった。

 同校OBのソフトバンク松本裕樹投手(21)を兄に持つエース左腕松本跳馬(2年)が2被弾を含む11安打と粘りきれずに4失点。2点を追う9回に1点をかえすのがやっとだった。関口清治監督(40)は「前半に押し切れなかった。せめて東北大会には出たかった。投打に力がなかった」と肩を落とした。