春夏通じて初出場となる中央学院(千葉)相馬幸樹監督と明徳義塾(高知)馬淵史郎監督が、先陣を切って監督対談を行い、馬淵監督が敵陣エース大谷の分析で“口撃”した。

 馬淵監督通算50勝のかかる初戦は、優勝した昨秋明治神宮大会の再戦となった。相手エースで「二刀流」大谷拓海投手(3年)はこの冬、スリークオーターから肘の位置を上げるフォームに変更。馬淵監督はもちろんチェック済みで「ビデオというかYouTubeなんかで見た。ただ、ああいうタイプは(肘を)上にするとボールが高くなる。うちの市川もそれで元に戻した」。ただ、中央学院・相馬監督が「(4番)谷合くんもそうですが、僕としては(遊撃の)菰渕くんがずっと気になっている選手です」とキーマンを挙げると、「菰渕??意外性は結構あるけど…」と、意外な答えにたじろぐ場面もあった。