東京都高野連は26日、都内で会見し、全国高校野球選手権大会の第100回大会記念事業として、12月に高校生では初となるキューバ遠征(5試合予定)を実施すると発表した。

 豪華なスタッフが名を連ねた。監督は帝京・前田三夫監督(68)が務め、総合コーチには日大三・小倉全由監督(61)、打撃、バッテリーコーチには早実・和泉実監督(56)、投手コーチは二松学舎大付・市原勝人監督(53)が務める。

 選手は1、2年を対象に、11月に実施するセレクションで20人選考する。前田監督は「打線がいいので、ピッチャーに重点を置いて。直球に強い印象があるので、変化球のいい投手を連れていければ」とチーム構想を描いた。

 武井専務理事は「野球が国技であるキューバと対戦して、東京都の高校生の実力を試せればと思います。キューバではいろんなものを見て、聞いて、学んでいければと思います」と話した。