大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)が、日体大との練習試合で今年初本塁打を放った。

 1点リードの7回先頭で、スライダーを右翼へ運んだ。昨秋以来となる通算22号本塁打に「打った瞬間入ったなと思いました。やっぱり本塁打は気持ちいいなと思った」と笑顔を見せた。

 昨日の近畿大会1回戦後、バスで約8時間半かけて関東へ向かったが、なんのその。5打数5安打の大暴れで復活をアピールした翌日は、2安打2打点と状態は上がっている。藤原も「ケガをする前より良くなっていると思う」と手応えを口にした。

 600人収容の健志台球場スタンドは、立ち見も出るほどの盛況ぶりだった。