第100回全国高校野球選手権東千葉大会(7月11日開幕)の組み合わせ抽選会が20日、千葉市内で行われた。

 優勝候補は春季大会で優勝し、Aシードとなった木更津総合。長打力のある野尻幸輝内野手(3年)、山中稜真捕手(3年)らを擁し、堅守も評価が高い。明聖-成東の勝者と初戦を迎える。

 もう1つのAシードには同大会4強の千葉黎明。東金商-成田国際の勝者との初戦が決まった。Bシードの拓大紅陵は木更津総合のゾーンに入り市立銚子-桜林の勝者と、志学館は千葉黎明のゾーンに入り京葉工-市原緑の勝者と戦う。

 好打者として注目の、田宮裕涼捕手(3年)擁する成田と、鏑木皇輝捕手(3年)、浅野晃生内野手(3年)擁する多古は千葉黎明のゾーンに入り、初戦でいきなり対戦。好カードとなった。

 Cシードは幕張総合、千葉学芸、安房、千葉経大付の4校。

 東千葉大会は、11日にZOZOマリンスタジアムで行われる開会式の翌日から始まる。選手宣誓は翔凜の泉谷優翔主将が行うことに決まった。大会は83チーム(87校)が参加。決勝戦は25日に行われる予定。