7連覇中の作新学院が優勝候補。高山陽成投手(3年)と林勇成投手(2年)の2枚看板。打線は主軸を任される篠田大輔内野手(3年)と沖龍内野手(3年)がカギ。伝統の直前合宿を乗り越え、チームの結束力は増す。

 今春センバツ出場の国学院栃木は投手力で優勝争いに名乗り出る。水沢龍太朗投手(3年)ら3投手が甲子園のマウンドに立った。作新学院とは準決勝で対戦する組み合わせ。経験値で33年ぶりの優勝を目指す。

 春の県大会準Vの青藍泰斗は益子京右捕手(3年)が攻守の要。高校通算23本塁打(6月17日時点)の打力と二塁までの送球が最速1・7秒台と強肩でチームを引っ張る。初戦から好投手を擁する宇都宮短大付と対戦になったが、春の栃木大会は決勝で作新学院に敗れ、雪辱に燃える。

 経験値では佐野日大と文星芸大付、白鴎大足利も優れており、虎視眈々(たんたん)と頂を狙う。

 公立勢では小山南、宇都宮南にも期待。