早実・野村大樹三塁手(3年)が、早すぎる夏の終わりに涙を流した。チームは4年連続、自身は3年連続の八王子学園八王子との一戦。1回に1点を先制され、相手に主導権を奪われる中、6回には4失点で突き放された。5点を追う7回に野村が高校通算67号の2ラン、3点を追う9回にも「打たないと男じゃない」と2打席連続の2ランを放ったが、あと1点届かなかった。

 野村は「早すぎましたし、もっとやれると。日本一長い夏にしようと言っていたが、ここで終わって、悔しいです」と唇をかんだ。