元部員の飲酒喫煙による半年間の対外試合禁止処分明けの仙台育英が7回コールドで快勝発進した。

 先発した最速143キロのエース右腕・田中星流(せりゅう)投手(3年)が3回7奪三振無失点。打線も初回に打者9人で4点を奪って相手を圧倒した。

 今年1月から就任した須江航監督(35)は公式戦初采配で初勝利を挙げ「夏にかける思いが強くて空回りするかもと思っていたが、変に気負うことなく、やるべきことをやれた」と胸を張った。