西舞鶴が延長10回サヨナラ勝ちで福知山成美を下し、46年ぶりとなるベスト8進出を果たした。

 強豪相手に5回以降はリードする展開。9回2死から追いつかれたが集中力を切らさなかった。延長10回1死一塁から坂根裕二捕手(3年)が放った打球は中堅の頭を越えた。二塁ベース付近でホームインを見届けた坂根は何度もガッツポーズ。「公式戦でのサヨナラ打は記憶にない」と歓喜の場面を興奮気味に振り返った。

 3回戦では今春の近畿大会府予選で敗れた宮津に勝ち、この日は甲子園常連校を撃破して46年ぶりの8強。公立校の快進撃はまだまだ終わらない。