金足農(秋田)が大垣日大(岐阜)を6-3で破り、23年ぶりのベスト16入りを決めた。

 5番大友朝陽(3年)の一発が試合を決めた。3-3の8回1死走者なし。大友はファウルで粘ばり12球目をフルスイング。左翼スタンドに飛び込む大会第34号は貴重な勝ち越し本塁打となった。金足農は9回にも菅原天空(3年)の右越え適時三塁打などで加点した。

 金足農の先発でプロ注目右腕、吉田輝星(3年)は13奪三振の力投で大垣日大を3点に抑えた。

 大垣日大は先制を許すが序盤に2度追いつく展開。継投策で中盤以降、相手打線を抑えたが、吉田を打ち崩せず07年以来11年ぶりのベスト16はならなかった。