大阪桐蔭のエース柿木蓮投手(3年)が、2失点完投で優勝投手となった。

 「昨年は自分が投げた試合で悔しい思いをした。今年は最高の気分で終わろうと思っていた。やろうとしてきたこと(春夏連覇)を達成できた」

 決勝前夜、西谷監督に先発を志願。エースの意地とプライドを112球に詰め込み、勢いに乗る金足農打線を5安打に封じた。試合後はうれし涙がほおを伝った。