作新学院(栃木)が関東大会初戦で前橋育英(群馬)に惜敗し、センバツ出場が絶望的になった。打線が先発した林勇成投手(2年)を援護できなかった。

先発した林は、ピンチを背負いながらも内角を強気に攻め、8回11安打1失点と好投。再三ピンチを背負いながらも、6回の先頭打者に浴びた本塁打の1点のみに抑えた。

打線は7安打放ちながらも、4つの併殺打を記録するなど好機で1本が出なかった。

小針崇宏監督(35)は「チャンスで得点に結びつけるのが課題ですね。最後の一押し。選手はよく粘って試合をしていた。その粘りを勝ちにつなぎたかった。監督の力不足です」と悔しさをにじませた。