桐蔭学園(神奈川2位)が佐野日大(栃木1位)を下し、16年ぶりのセンバツ出場を確実とした。

3回1死一、三塁で森敬斗主将(2年)が犠飛を放ち先制すると、3回以降は6回を除く6イニングで得点。13安打8得点と快勝した。

1回戦の常総学院戦でサヨナラ満塁本塁打を放った森主将が3安打3打点。またもチームをけん引した。

投げては先発した伊礼海斗投手(2年)が7安打1失点完投。投打がかみ合い4強入りを決めた。

片桐健一監督(44)は「丁寧に打っていこうという話をしていた。1アウトずつ積み重ねた結果の勝利。選手がよくやってくれました」と笑顔を見せた。4強入りでセンバツ出場の可能性が高まったが「準決勝、決勝とまだ大会が残っている。次の習志野とどう戦うかが大切」と次戦を見据えた。