第93回センバツ高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)を主催する日本高野連は26日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が6府県で月末までで解除されることを受け、慎重に開催準備を進める。

甲子園がある兵庫県も対象で、小倉好正事務局長(62)は書面で「感染防止対策を最大限講じながら大会開催に向け、準備してまいります」と回答した。首都圏4都県は宣言期間の3月7日まで継続される中、同6日に迎える対外試合の解禁について「各地での感染状況などは異なります。所属校や自治体の感染防止対策ガイドラインを遵守し、しっかりとした対策を講じながら部活動を行うよう、お願いする予定です」と説明。センバツは有観客での開催に向かう。