<高校野球春季神奈川大会:桐光学園11-1日大藤沢>◇3日◇準決勝◇保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

 昨夏の甲子園で大会新となる22奪三振を記録した桐光学園・松井裕樹投手(3年)が、決勝進出と関東大会出場をかけて日大藤沢戦に先発。5回コールド11-1で勝った。松井は3安打1失点で毎回の12三振を奪った。今春公式戦はこれで5試合に登板。32回を投げ16安打2失点、58奪三振となった。チーム123456789計日大藤沢1 0 0 0 0 1桐光学園4 0 0 5 2 11(5回コールド)(桐)松井(日)木村、松原【試合前】場内は内外野とも満員。これ以上入れると危険と判断し試合前に札止めに。入れなかったファンが「何で(収容の多い)横浜スタジアムでやらないんだ」と高野連担当者に質問する場面も。「球場が取れなかったんです」と申し訳なさそうに説明していた。観衆は1万5000人。「春の大会でこんなに入ったのは記憶にない」と高野連関係者も驚いていた【松井1回表】KKK1番阿部

 1-2から直球で空振り三振2番小坂井

 2-1から4球目直球を中前安打3番半場

 2-2からスライダーで空振り三振4番金子

 1-0から2球目直球を左越え適時二塁打。1点を先制される5番日野地

 0-2から直球で空振り三振