<神宮大会:天理4-3西条>◇4日目◇18日◇高校の部準決勝◇神宮

 西条(四国・愛媛)のプロ注目エース、秋山拓巳投手(2年)が延長12回、力尽きた。先発し8回まで1失点の好投。9回にマウンドを徳永翼(2年)に譲ったが、同点に追いつかれ再び登板。12回2死二、三塁からサヨナラ打を浴びた。181球を投げた秋山は「ここまで来たので勝ちたかったが楽しくやれたので悔いはないです。真っすぐは全国でも通用して自信になりました。冬は走りこんでキレを磨きたい」と来春センバツを見据えていた。

 田辺行雄監督は「秋山は十分通用すると分かったから、春は自信を持っていけます。良い大会で良い収穫になりました」と話した。