27日に予定されていた千葉国体高校硬式野球の3試合が雨天順延となり、春夏の甲子園で連覇した興南(沖縄)ナインは仙台育英(宮城)との1回戦に備え、千葉・山武市内のグラウンドで約2時間半、汗を流した。エース島袋洋奨投手(3年)は捕手を座らせて約40球を投げた。今月8日に全日本高校選抜の米国遠征から帰国。1~2日休んですぐに国体の練習を始めたといい、「甲子園より調子がいいかは分からないですけど、試合をつくれるように投げてきました」と手応えを感じていた。