「神奈川県高校野球監督・指導者の会」が主催する夏季懇親会が4日、神奈川・関内で行われた。会場には神奈川県内の中学、高校の野球部指導者ら約90人が集まった。

 懇親会には1951年(昭26)に希望ケ丘が甲子園出場した際のメンバーで、その年改装された甲子園で第1号の本塁打を放った、内野雅史氏(77)がゲストとして招かれた。51年以降、県立高の甲子園出場が60年間ないことを挙げながら「(県立の)優勝は難しいかもしれないが、私学ともいい試合をしてほしい。これが県立校OBとしての夢であります」とあいさつした。同氏は第93回全国高校野球選手権神奈川大会の開幕戦(10日、横浜スタジアム)で始球式の投手を務める。

 懇親会は今年で31回目。横浜の小倉清一郎顧問、東海大相模の門馬敬治監督、慶応の上田誠監督らも出席し、約2時間半行われた。