<高校野球西東京大会:日大三12-2東亜学園>◇22日◇3回戦

 優勝候補の日大三が、8回コールド勝ちで4回戦へ進んだ。1点ビハインドの6回、菅沼賢一内野手(3年)の中越え2点適時打で逆転。8回には5連打などで5点を奪い、一気に突き放した。チームを流れに乗せる一撃に、菅沼は「次につなげる打撃を心掛けた」と振り返った。

 プロ注目のエース吉永健太朗(3年)は、今夏初登板で8回を投げ4安打、2失点だった。3回から5イニング連続で先頭打者を出すなど課題を残し、「ストライクが取れなくなり、腕が振れなくなった」と反省した。一方で、2回に先制の右越えソロを放つなど、打撃では3打数2安打2打点と活躍した。