<全国高校野球選手権:光星学院5-0作新学院>◇19日◇準決勝

 光星学院(青森)が作新学院(栃木)を破り初の決勝進出を決めた。1回裏1死満塁から5番北条史也内野手(2年)の2点適時打で先制。6回にも相手バッテリーのミスなどで2点を追加。8回には川上竜平外野手(3年)のソロ本塁打でダメを押した。

 守ってはエース秋田教良投手(3年)が好投。140キロ台中盤の速球とスライダーを低めに集め、6安打完封。10三振を奪った。3回途中、雨による1時間32分の中断をはさんだが、影響を感じさせなかった。

 仲井宗基監督は「せっかくのチャンス。何が何でも勝つ」と東北勢初優勝を誓っていた。