全国高校野球選手権大会で10年ぶり2度目の優勝を果たした日大三(西東京)のメンバーが21日、東京都町田市内の同校に戻って優勝の報告を行った。深紅の優勝旗を持ち帰った畔上翔主将は「チームワークが本当に力強かったので優勝できた。おめでとうと多くの方に言われて実感が増してきた」と喜びと感謝の思いを語った。

 在校生、近隣住民らが出迎え、講堂内には約1000人が詰めかけた。小倉全由監督は「優勝候補の重圧を感じながらサインを出して優勝する自分の夢を、選手が実現してくれた。日本一幸せな監督」とあいさつすると大きな拍手が起きた。