<アジアAAA選手権:日本6-1韓国>◇1日◇決勝◇横浜

 日本のエース、吉永健太朗(3年=日大三)が夏の甲子園に続き、優勝投手になった。韓国打線をわずか1安打に抑え、毎回の13三振を奪い完投した。左打者を7人並べた韓国打線に対し、決め球のシンカーが面白いように決まった。今大会中に覚えたというカットボール、最速147キロの直球も低めに決まり、捕逸による1点に抑えた。

 「先発は昨日の夜言われました。コースにしっかり投げようと思いました。甲子園とは違った喜びがあります」とさわやかな笑顔で話した。