<センバツ高校野球:大阪桐蔭5-3九州学院>◇27日◇2回戦

 「なにわのダルビッシュ」こと大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(3年)が投打にわたる活躍でベスト8入りを決めた。投げては初戦と同じ最速150キロのストレートで6安打3失点、8奪三振で完投。打っては7回、バックスクリーン左のスタンドに飛び込む特大本塁打を含む2安打2打点と活躍した。藤浪は「苦しい場面が多かったが粘られたのが良かったです。相手打線のポイントが近かったのでストレートで押しました。甲子園は腕が振れるので球速が出ますね」。本塁打については「たまたま振ったら当たりました。ストレートだけを張っていました」と嬉しそうに話していた。