<センバツ高校野球:大阪桐蔭3-1高崎健康福祉大高崎>◇2日◇準決勝

 「なにわのダルビッシュ」こと大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(3年)が7安打1失点完投で、決勝進出を決めた。機動力が武器の健大高崎打線に対し、その中心となる1番竹内を徹底マーク。二ゴロ、左飛、三振と抑え、8回にソロ本塁打こそ許したが、持ち味を発揮させなかった。結局、藤浪-森のバッテリーで1個の盗塁も許さなかった。

 この日の最速は151キロ。奪三振は9個。力で機動力野球を封じ込め、日本一へ王手をかけた。